グランディス オーバーマックス クラシック スチールレーサー 1990年代

シルヴィーノ・グランディスによって1965年に設立されたグランディスは、現在もハイエンドのレーシングバイクを生産するヴェローナのイタリアン・メーカーである。すべての始まりは1930年、シルヴィーノが最初のフレームを製作したときだが、自分の名前で自転車を販売し始めたのは、この仕事を始めてから35年後のことだった。それ以来、彼の自転車は世界中のサイクリストやコレクターに賞賛されている。

グランディス オーバーマックス は1990年代の絶対的なトップモデルである。そのフレームは コロンバス・マックス チューブをベースにしているが、グランディス用に大幅にカスタマイズされている。メイントライアングルのチューブは一端が楕円形だが、もう一端は円形断面になっている。また、わずかに葉巻型になっており、フレームの安定性をさらに向上させている。しかし、オーバーマックスを特別なものにしているのは、チューブの質の高さだけではない。驚くほど細部までこだわって製造されているのだ。フォーククラウン、ボトムブラケット、ブレーキブリッジだけでなく、フロントドロップアウト後部やヘッドチューブなど、珍しい場所にもパンタグラフが施されている。真のパーティーピースはシートラグで、美しいだけでなく、ブレーキケーブルの取出し口も一体化している。

このような高性能フレームには適切なパーツが必要であり、オーバーマックスには以下のパーツが装備されている。 Campagnolo 8段変速パーツ バーにはエルゴパワーコントロールを装備。そしてデダのコックピット、マヴィックのリム、カーボンのシートポストで完成される。

技術的な側面と美的な側面を最高レベルで融合させた先進的なバイクである。