プジョーPH10LS クラシックロードバイク 1984年

プジョーは20世紀に大きく成長し、成功を収めた初期の自転車メーカーのひとつである。彼らの最初の自転車は、1882年にはすでに製造されていた。しかし、彼らの名声が高まったのは、主にレース活動によるものだった。プジョーは1903年から1983年まで、勝利したレースチームやサイクリストのスポンサーを務めた。

この間、プジョーはツール・ド・フランスで10回優勝し、数え切れないほどの選手権、クラシック、ワンデーレースを制覇した。1965年と1967年の世界選手権でプジョーPX10に乗ったトム・シンプソンとエディ・メルクスが優勝した写真を見たことがない人はいないだろう。

80年代、ほとんどの自転車メーカーは、バイクのデザインと生産技術を近代化しようとしていた。
フレームはスチールチューブをラグなしでつないだもの。パーツは、シンプレックス・シフティングやCLBブレーキ・レバーなど、クラシックそのもの。
メカニックによる徹底的なチェックを受けたこのバイクは、普段乗りにお勧めできる。