マスカーニ・カンビオ・コルサ・ロードバイク

アムリオ・マスカーニ は、トスカーナの海沿いにあるリヴォルノ出身のフレームビルダーである。
自分の工房で厳密に寸法を測ってバイクを製作し、この地方の野心的なライダーたちが夢見たマシンを作り上げた。
数多くのチャンピオンが彼のフレームでキャリアをスタートさせた。
彼のショップは1970年代まで存在し、私たちのバイクを含む非常に興味深いバイクがこのショップから巣立っていった。 Campagnolo カンビオ・コルサ-を装備した軽量バイクを含む。

異なるスタイルのロードバイクを組み合わせた点が興味深い。
フレーム自体は、細心の注意を払ってはんだ付けされた低空飛行の軽量構造で、スリムなダブルブリッジのトラックスタイル・フォークを備えている。
しかし、リアトライアングルは驚くほど長い。もちろんこれはカンビオ・コルサのメカニズムによるもので、リアホイールが前後に動くためのスペースが必要なのだ。

ストレートなコンペティティブ・フレームに、ちょっと時代錯誤な変速を組み合わせようとした意図はわからない。しかし、そのユニークな結果は、好きにならないわけがないほど素晴らしいものだ。

L'Eroicaの代用品としても、それほど一般的ではないこのバイクは、注目を浴びるに違いない。
完成車重量はわずか8.89kg。