モーザー・リーダーAX トップクラス・ロードバイク 1990

ファクトリーからスタートラインへ、そしてその逆へ。これが、1970 年代にフランチェスコ・モーザー によって設立されたブランドの特徴である。プロフェッショナルなレースで学んだノウハウは、元イタリア人サイクリストであったフランチェスコ・モーザーと彼の兄弟たちが、当時最高のレーシングバイクを製造するのに役立った。

その リーダーAX は、非常に強靭なトップクラスのレーシングバイクである。完全にフィレットろう付けされたフレームは、ダブルバテッド加工されたオーバーサイズのオリア・チューブでできており、特殊な内部クランプ式シートポストが必要なシートチューブが延長されたクラシックなジオメトリーとなっている。

フランチェスコ・モーザー自身、1987年頃に引退するまでこのモデルを愛用していた。
フィレットシルバーブレージング接合は、TIG溶接やラグ接合よりもはるかに硬いフレームを形成しているが、スチールフレームに期待される微妙な減衰は健在である。
リーダーAXの優れた特性は、1990年と1991年にジャンニ・ブーニョがこのフレームに乗って成功を収めた一因でもある。この年、このフレームはジロ・デ・イタリア、イタリア選手権、そして世界選手権の獲得に貢献した。

このようなフレームには、優れたグループセットがふさわしい。 Shimano デュラエース（当時の新型8段変速を含む）。
これまで作られた中で最高のスチールフレームが、最も素晴らしいグループセットと組み合わされた。まさに天国のような組み合わせだ。

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